SONYの1996年以降のカタログより
これ以降は短波ラジオの新機種が出るテンポは遅くなり、またこれ以降出た新型は現在でも現行機種という物も多いようです。
SONYの1996年3月のカタログより
1995年11月のカタログ
とワールドバンドラジオ(海外短波放送受信用短波ラ ジオ)の掲載機種は変わりませんが、ICF-SW33が生産完了品として在庫販売のみとなっています。なお、1996年よりラジオ/トランシーバー総合カ タログから、ラジオ/テープレコーダー総合カタログになっています。
SONYの1996年6月のカタログより
ICF-SW33
がカタログ落ちしています。かわ りにICF-SW40がカタログに登場しています。
ICF-SW40
標準 価格22,000円
海外では現行機種の地域もある。かつてのICF-7600DAのようにアナログ感覚でチューニングできるデジタルラジオ。このような機種は液晶面が必要以 上に大きくなるため内部ノイズの原因となりやすく消費電力上も不利。ただ、こういうデザインを好む場所もある模様で、日本での販売中止後も販売していた国 もあった。
短波の受信周波数は3850〜26100kHzで熱帯地域のローカル放送や 3250kHzの北朝鮮の放送、中国の一部の放送以外の大抵の放送局は受信できる。ICF-SW33に比べれば受信周波数は広くなり、定価も安くなって短 波の周波数ステップも1kHzになるなど様々な点で改良されている。ただ、液晶面でアナログ感覚チューニング出来るようにするよりは、テンキーでダイレク ト選局出来るようにした方が良かったか。
SONYの1996年10月のカタログより
最廉価版ラジオとしてICF-SW10が追加されています。また短波用アクティブループアンテナAN-LP1が新発売(標準価格 9,800円)それに伴って、ICF-SW7600GとICF-SW1000TはAN-LP1同等品とセットになったICF-SW7600GS(標準価格 42,000円)とICF-SW1000TS(標準価格54,000円)にマイナーチェンジしています。
また、 ラジオたんぱ専用ラジオはICR-N7(標準価格9,600円、2005年3月現在現行機種),ICR-N1 (標準価格8,500円,2005年3月現在現行機種),ICR-N30(標準価格14,800円),ICR-4420(標準価格7,900円),ICR -N10R(標準価格8,500円,2005年3月現在現行機種), 高感度ホームラジオのICF-EX5(標準価格15,900円,2005年3月現在 現行機種),イヤホン巻き取り通勤ラジオのICF-N400RV(標準価格11,000円)の7機種が紹介されています。
ICF-SW10
標準価格7,800円
LW(長波),MW(中波),SW(短波)9バンド(75,49,41,31,25,22,19,16,13メーターバンド),FMの受信が可能。現行機 種の
ICF-SW11
はこれの後継機種で、大きさは奥行がICF-SW10 が33.3mmで若干小さい(ICF-SW11は34.8mm)以外は、幅高さ質量とも同じ。また短波の各放送バンドの受信周波数もまったく同じでICF -SW11は筐体デザインなどを変えたマイナーチェンジ機種のようなもの。奥行の若干の違いはスイッチの形状の違いなどに起因する物だろう。
ICF-SW7600GS
標準価格42,000円
本体のスペックはICF-SW7600Gとまったく同じで、AN-LP1を別に買うより価格もお買得といったところか。
ICF-SW1000TS
標準価格54,000円
この機種も本体の基本スペックはICF-SW1000Tとまったく同じ。気になるのがICF-SW7600GSがICF-7600Gの2200円高に対し て、この機種がICF-SW1000Tの4000円高になる理由だろうか。ちなみにAN-LP1単独は9,800円。
2000年11月のカタログより
このカタログで紹介されている機種は、
ICF-SW11
,
ICF-SW22
,
ICF-SW35
,
ICF-SW40
(現 在は日本では販売終了), ICF-SW7600GS(現在は後継機種の
ICF-SW7600GR
に 移行),
ICF-SW100S
,
ICF-SW07
,
ICF-SW77
(販売終了),
CFM-SW11
(ラジカセ)、
ICF-SW1000TS
(現在は絶版)の10機種のワールドバンドレ シーバー(海外短波放送向け短波ラジオ)とAIR-7(エアバンド受信機/販売終了)
短波用アンテナがAN-102 AN-LP1 AN-1で、AN-1は2005年春で製造完了
ラジオたんぱ専用ラジオ(株・競馬ラジオ)がICR-N7, ICR-N10R, ICR-N1, ICR-N30(販売終了), ICR-N20の5機 種に、高感度ホームラジオのICF-EX5もラジオたんぱ受信可能。また通勤ラジオのICF-RN900(販売終了)もラジオたんぱ受信可能。
これ以降はICF-7600GSがICF-7600GRにマイナーチェンジ程度の進歩をした程度で一方以前からの機種は販売終了となった機種が増え徐々に 短波ラジオの機種は減少傾向
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